エラン、上期経常は一転7％増益で上振れ着地

　エラン <6099> [東証Ｐ] が8月6日昼(12:30)に決算を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比7.4％増の19.4億円に伸び、従来の6.2％減益予想から一転して増益で着地。
　ただ通期計画の42.3億円に対する進捗率は46.1％にとどまり、5年平均の49.6％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比22.2％増の22.8億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比8.2％増の8.8億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の8.2％→7.7％に悪化した。

株探ニュース