外為サマリー:一時142円10銭台へ円高進行、リスクオフのドル売り・円買いも

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為替

 5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=142円65銭前後と前週末午後5時時点に比べ6円50銭強の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=155円65銭前後と同5円50銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では145円50銭前後で推移していたが、日経平均株価が大幅な下落となるなか、ドル売り・円買いが強まり144円、143円という大台を次々と突破。午後1時20分過ぎには一時142円13銭をつけ、年初の1月3日以来のドル安・円高水準を記録した。先週末に発表された米7月雇用統計が市場予想を下回り米金利が低下し、日米金利差縮小が意識された。また、日経平均株価が連日の急落となり、リスクオフのドル売り・円買いも強まった様子だ。市場では、今晩発表される米7月ISM非製造業景況感指数に注目している。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0912ドル前後と同0.0100ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。





出所:MINKABU PRESS

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