三菱UFJが一時20%超す下落、米景気後退懸念で米長期金利が急低下◇

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 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>の下落率が一時20%を超えた。三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>はストップ安の水準に売られる場面があり、メガバンクが急落している。前週末2日に発表された7月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を下回り、失業率が前月から上昇した。米国景気の先行き懸念が強まるなかで、米長期金利は一時3.78%とおよそ7カ月ぶりの水準に急低下した。週明け5日の日本の長期金利も急低下している。日銀の利上げで国内の短期金利が上昇するなか、短期市場で資金を調達して長期で運用する銀行のビジネスモデルにおいて足もとの金利の動きは逆風そのものであり、銀行株に対する売り圧力が強まっている。七十七銀行<8341.T>や八十二銀行<8359.T>、北洋銀行<8524.T>もストップ安となった。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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