メディパルが大幅続落、第1四半期最終利益が20%減

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 メディパルホールディングス<7459.T>が大幅続落している。1日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、純利益が90億800万円(前年同期比19.5%減)と2割近い減益となったことが嫌気されている。前年同期に本社移転に伴う受取補償金や東七の子会社化に伴う段階取得差益を特別利益に計上した反動が大きかった。

 売上高は9093億1700万円(同2.5%増)、営業利益は132億8300万円(同7.1%増)となった。24年4月の薬価改定のマイナス影響や、新型コロナウイルス感染症治療薬の需要減少があったものの、同感染症の5類感染症移行に伴い医療機関での受診機会が増加し、これに伴い医療用医薬品等卸売事業が伸長した。また、外出行動の活発化に伴う外出関連商材の需要拡大や訪日客消費の拡大により化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業も伸長し業績を押し上げた。

 なお、25年3月期通期業績予想は、売上高3兆6600億円(前期比2.8%増)、営業利益500億円(同5.6%増)、純利益335億円(同19.2%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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