協和キリンが反発、円安進行による為替影響で24年12月期業績予想を上方修正

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 協和キリン<4151.T>が反発している。1日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、売上高を4730億円から4920億円(前期比11.3%増)へ、純利益を630億円から680億円(同16.2%減)へ上方修正したことが好感されている。

 大幅な円安の進行に伴う為替影響などにより、上期決算が計画を上回る水準で順調に推移していることに加えて、想定為替レートを1ドル=140円から151円へ、1ポンド=180円から191円へ、1ユーロ=155円から163円へ見直したことが要因としている。

 同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高2329億7400万円(前年同期比16.9%増)、純利益377億7700万円(同74.5%増)だった。北米でX染色体連鎖性低リン血症治療剤クリースビータや抗悪性腫瘍剤ポテリジオなどグローバル戦略品が伸長したことに加え、技術収入の増加により売上高が伸長。減損損失の減少や固定資産売却益の増加もあり、最終利益を押し上げた。

出所:MINKABU PRESS

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