日経レバ急落で再び2万7000円台攻防、決定会合後の円高進行受けリスクオフが加速

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 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570.T>が4日ぶり急反落、再び2万7000円台攻防の様相を呈している。前日の米国株市場でハイテク株中心に買いの勢いが強まり、特にエヌビディア<NVDA>をはじめ半導体関連株の上昇が際立ったが、東京市場ではこの流れを引き継ぐことができない。好決算を発表したアドバンテスト<6857.T>は一極集中的に買われたものの、その他の半導体主力株が総じて安い。また、元来ナスダック指数と株価連動性の高いソフトバンクグループ<9984.T>が下げ止まらず、きょう後場取引時間中に決算発表を行うトヨタ自動車<7203.T>も、発表を前に目先筋の投げ売りで下値を切り下げている。これに、日銀金融政策決定会合後の急激な円高進行にリンクさせた先物主導の売りが加わり、日経平均には想定以上の下落圧力がかかっている。日経平均に連動する仕組みで組成されたETFである日経レバも下値リスクが改めて意識される状況だ。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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