山陽鋼が3日続伸、第1四半期大幅減益もアク抜け感強まる

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 山陽特殊製鋼<5481.T>が3日続伸している。午後1時ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、営業利益が24億5600万円(前年同期比55.3%減)と大幅減益となったものの、株価は直近で下落していたこともあり、アク抜け感から買われているようだ。

 売上高は885億1800万円(同11.4%減)だった。販売価格の改定によるマージン改善があったものの、新たに発生した自動車の生産・出荷停止の影響などで売り上げ数量が減少した。また、24年3月期に発生したスウェーデン子会社OVAKOの一過性増益の影響の縮小などもあり大幅減益となった。

 なお、25年3月期通期業績予想は、売上高3450億円(前期比2.5%減)は従来見通しを据え置いたが、営業利益は第1四半期の実績を踏まえ、124億円から123億円(同8.2%増)へ下方修正した。

出所:MINKABU PRESS

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