日車両が反落、第1四半期営業利益は81%減で着地

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 日本車輌製造<7102.T>が反落している。29日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、営業利益が2億7600万円(前年同期比80.9%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。

 大型杭打機の売り上げが増加した建設機械事業や、LNGタンクトレーラや道路橋の売り上げが増加した輸送用機器・鉄構事業が牽引役となり売上高は214億900万円(同1.8%増)と増収となったものの、鉄道車両事業や輸送用機器・鉄構事業における売上製品構成の変動に加えて、鉄構事業の変更契約協議中の一部の案件で原価が先行発生し、一時的に採算が悪化したことによる影響などで営業利益は減益となった。

 なお、25年3月期通期業績予想は、売上高910億円(前期比3.3%増)、営業利益55億円(同9.2%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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