環境管理、前期経常を63％上方修正、配当も7円増額

　環境管理センター <4657> [東証Ｓ] が7月26日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。24年6月期の連結経常利益を従来予想の2億円→3億2600万円(前の期は5000万円)に63.0％上方修正し、増益率が4.0倍→6.5倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億0400万円→3億3000万円(前年同期は1億7100万円)に61.8％増額し、増益率が19.3％増→93.0％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の5円→12円(前の期は5円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年６月期通期連結業績につきましては、大型の設備工事や政策コンサル案件が受注できたことや、前期受注のアセスメントや放射能案件が売上増に寄与しました。　また利益面については、価格交渉により不採算案件を削減してきたこと、例年、生産の稼働率が低下する第４四半期も大型案件の寄与により収益を改善することができ、前回予想を上回る見込みとなりました。

　　当社は、財務体質と経営基盤の強化を図り、株主各位に対して適正な利益還元を行うことを利益配分に関する基本方針としております。　2024年６月期の期末配当金につきましては、１株当たり５円を予想しておりましたが、本日の業績予想修正による経営成績を勘案し、１株当たり12円とさせていただく方針を、本日開催の取締役会において決議いたしました。なお、本件は2024年９月開催予定の第55期定時株主総会に付議する予定です。