大塚HD、上期最終を一転4%増益に上方修正

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決算

 大塚ホールディングス <4578> [東証P] が7月26日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益を従来予想の740億円→1070億円(前年同期は1025億円)に44.6%上方修正し、一転して4.3%増益見通しとなった。
 なお、通期の最終利益は従来予想の2500億円(前期は1216億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当中間連結会計期間において事業が好調に推移したことにより、2024年5月22日に公表した業績予想を上方修正いたしました。なお、2024年5月22日に公表した業績予想の修正は、発表時点で明確になっていた要因であるAVP-786の開発中止による減損損失、為替前提の見直し(138円/米ドル→150円/米ドル)、マイルストン収入のみを考慮した計画として発表しております。この度当中間連結会計期間において、主に医療関連事業とNC関連事業の売上収益が堅調に推移しています。特に、医療関連事業における抗精神病薬「レキサルティ」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」、持続性抗精神病薬「エビリファイ メンテナ」「エビリファイ アシムトファイ」、V2-受容体拮抗剤「ジンアーク」、およびニュートラシューティカルズ関連事業のアジアにおける「ポカリスエット」、北米における「ネイチャーメイド」が業績を牽引しています。また、持分法適用会社である欧州でミネラルウォーター事業を展開するアルマ社、中国で輸液事業を展開する中国大塚製薬の業績が計画よりも好調に推移しています。販売費及び一般管理費は計画を下回り、また研究開発費もAVP-786の開発中止や米国における医療関連事業の開発組織の再編により計画を下回る見込みとなりました。これらの結果、売上収益、事業利益、営業利益、中間利益および親会社の所有者に帰属する中間利益は前回発表予想を上回る見込みとなりました。なお、2024 年 12 月期の連結業績予想につきましては、2024 年 8 月 1 日の決算発表時にお知らせする予定です。(注)上記予想は本資料発表時において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は本予想額と異なる可能性があります。

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