富士電機が3日ぶり反発、投資有価証券売却益計上で25年3月期最終利益予想を上方修正

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 富士電機<6504.T>が3日ぶりに反発している。25日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、最終利益を765億円から805億円(前期比6.8%増)へ上方修正したことが好感されている。

 保有する投資有価証券の一部を売却するのに伴い、第2四半期に投資有価証券売却益を特別利益として計上することが要因。なお、売上高1兆1140億円(同1.0%増)、営業利益1090億円(同2.8%増)は従来見通しを据え置いている。

 同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高2363億8700万円(前年同期比1.0%増)、営業利益172億5400万円(同17.7%増)、純利益114億7500万円(同6.7%減)だった。オートメーション分野や社会ソリューション分野、設備工事分野の需要増加によりインダストリー部門が伸長したほか、電動車(xEV)向けパワー半導体の需要拡大や為替影響により半導体部門が堅調だった。

出所:MINKABU PRESS

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