伊勢化は急反落、上期営業利益は39%増も材料出尽くし感で利益確定の動き

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 伊勢化学工業<4107.T>が急反落している。25日の取引終了後に第2四半期累計(1~6月)連結決算を発表し、売上高153億3400万円(前年同期比22.1%増)、営業利益34億700万円(同38.6%増)、純利益22億4600万円(同21.8%増)と大幅増収増益となったものの、材料出尽くし感からいったん利益を確定する動きが強いようだ。

 主力のヨウ素及び天然ガス事業で、販売先における製品在庫調整等の影響を受けて、ヨウ素製品の販売数量は前年を下回ったものの、ヨウ素の国際市況が引き続き堅調に推移したことや為替相場が円安で推移したことが業績を押し上げた。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高330億円(前期比24.9%増)、営業利益68億円(同28.4%増)、純利益46億円(同25.3%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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