明日の為替相場見通し=日米金利差縮小を見込んだ動き継続か

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 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが継続しそうだ。予想レンジは1ドル=151円70銭~153円00銭。

 ロイター通信が24日に「日銀は30~31日の金融政策決定会合で、追加利上げの要否について議論する」と報じられ、市場では国債買い入れの減額計画とあわせて追加利上げを決めるとの観測が強まっている。一方、米連邦準備理事会(FRB)は9月にも利下げを始めるとの見方が根強く、日米の金融政策の方向性の違いに着目したドル売り・円買いが入りやすくなっている。日本時間今晩に発表される4~6月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が強い内容となればドルが買い戻される可能はあるものの、これにまでに積み上がったドル買い・円売りのポジションを解消する動きが上値を抑えそうだ。

 なお、今晩には前週分の米新規失業保険申請件数、6月の米耐久財受注額も発表されるほか、米7年債入札が実施される予定となっている。

出所:MINKABU PRESS

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