外為サマリー:一時152円20銭近辺に下落、日米金融政策に関心集まる

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為替

 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=152円74銭前後と前日午後5時時点に比べ1円70銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=165円64銭前後と同1円70銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では153円90銭近辺で推移していたが、同9時30分過ぎには153円台を割り込み、午後0時20分過ぎには一時152円21銭前後と5月3日以来、2カ月半ぶりのドル安・円高水準をつけた。月末に予定されている日米の金融政策決定会合が関心を集めており、米連邦公開市場委員会(FOMC)での早期利下げ観測が強まっている一方で、日銀は30~31日の会合で「利上げを検討する」と一部で報じられた。これを受け、日米金利差縮小観測が強まっている。日経平均株価が大幅な下落となったことも、「低リスク通貨」とされる円の買い要因となっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0845ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。




出所:MINKABU PRESS

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