トヨタは3000円大台攻防、急激な円高進行で上方修正への期待感が後退

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 トヨタ自動車<7203.T>は続落、3000円大台攻防の様相を見せている。外国為替市場で一段と円高が進行、対ドルでは1ドル=153円台後半の推移となっており、同社株をはじめ自動車セクターには向かい風の強い地合いとなっている。ここ日銀による金融政策正常化の流れを受けて円買いの流れが加速しており、7月10~11日に1ドル=161円台で推移していたドル・円相場は、直近で1ドル=153円10銭近辺まで円高方向に振れており、約2週間で8円前後も水準を切り上げた。為替感応度の高い自動車セクターには向かい風が強い。特に対ドル1円の変動で営業利益が500億円変動するといわれるトヨタは影響が大きく、今期業績上方修正期待の後退につながる。

出所:MINKABU PRESS

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