トヨタが後場下げ転換、自社株TOBで持ち合い解消加速も円高進行が自動車株の重荷に◇

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 トヨタ自動車<7203.T>は後場に下げに沈む展開となっている。23日の取引終了後、自社株TOB(株式公開買い付け)の実施を発表した。損保大手やメガバンクなどの売却意向に対応する。持ち合い解消により資本効率が改善するとの見方から買いを集めたものの、外国為替市場でドル円相場は1ドル=154円台まで急ピッチでドル安・円高が進行している。円安による利益押し上げ効果が薄まると受け止めた投資家の売りに押される格好となったようだ。自動車株は軒並み安となっており、日産自動車<7201.T>やホンダ<7267.T>、SUBARU<7270.T>なども軟調に推移している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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