ケア21が反発、24年10月期最終損益予想を赤字縮小に上方修正◇

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 ケア21<2373.T>が反発している。22日の取引終了後、24年10月期の連結業績予想について、最終損益を5億5000万円の赤字から3億5000万円の赤字(前期600万円の黒字)へ上方修正したことが好感されている。

 保有する上場有価証券を売却するのに伴い、投資有価証券売却益2億9700万円を特別利益として計上することなどが要因としている。なお、売上高450億円(前期比9.5%増)、営業損益6億円の赤字(前期4億100万円の赤字)は従来見通しを据え置いている。

 同時に、運営する有料老人ホーム事業の一部をチャーム・ケア・コーポレーション<6062.T>に譲渡すると発表した。譲渡価格は非開示。譲渡日は9月から12月ごろを予定しており、一部は24年10月期第4四半期に計上予定だが、影響額は精査中で上記の修正値には反映されていない。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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