マイクロ波が4日ぶり反発、ベリリウム製造実証におけるマイクロ波加熱反応器設計・製作で業務委託

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 マイクロ波化学<9227.T>が4日ぶりに反発している。22日の取引終了後、量子科学技術研究開発機構(QST)の認定を受けた核融合スタートアップのMiRESSO(青森県三沢市)と、ベリリウム製造実証におけるマイクロ波加熱反応器パイロット機の設計及び製造に関する業務委託契約を締結したと発表したことが好材料視されている。

 ベリリウムは、核融合炉の燃料であるトリチウムをブランケット内で自己生産するために必要な中性子増倍材で、核融合炉実現に向けて不可欠な金属。今回締結した契約により、マイクロ波がマイクロ波加熱反応器パイロット機の設計・製作を行い、当該設備をMiRESSOに納品・設置。電磁場解析・熱流体解析などの数値解析を行い、設計・製作まで行うとしている。なお、契約金額は非開示で、25年3月期の売上高に与える影響額は24年3月期売上高(18億6300万円)の10%を上回るとしているが、25年3月期業績予想には織り込み済みとしている。

出所:MINKABU PRESS

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