米外為市場サマリー:米金利上昇を受け一時157円10銭台に下げ渋る

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為替

 22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円04銭前後と前週末に比べて45銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=171円03銭前後と同35銭程度のユーロ安・円高だった。

 米民主党のバイデン大統領が21日に大統領選から撤退するとしたうえで、ハリス副大統領を民主党の大統領候補として支持することを明らかにし、これを消化する動きとなった。共和党のトランプ前大統領が優位と見込んだ円売り・ドル買いの流れが一服するなか、日本時間夕方には一時156円29銭まで下押したものの、海外市場では欧米株式相場の上昇を手掛かりとしたリスク選好的なドル買い・円売りが流入。持ち高調整などから米長期金利が上昇したこともドルの支援材料となり、ニューヨーク市場では157円10銭台に下げ渋る場面があった。とはいえ、11月の米大統領選に向けた不透明感から積極的な売買を手控える向きが多く戻りは限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0891ドル前後と前週末に比べて0.0010ドル弱のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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