米外為市場サマリー:米金利上昇を手掛かりに一時157円70銭まで上伸

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為替

 19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円48銭前後と前日に比べて10銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=171円39銭前後と同10銭程度のユーロ安・円高だった。

 世界規模で発生したシステム障害を受け、投資家のリスク回避姿勢が強まるなか安全通貨とされる円が選好され、ドル円相場は欧州市場で一時156円96銭まで軟化した。ただ、ニューヨーク市場では米長期金利の上昇を手掛かりにドル買いが流入。リスクオフのユーロ売り・ドル買いが対円でのドル買いに波及したこともあり、157円70銭まで上伸する場面があった。とはいえ、米連邦準備理事会(FRB)の9月利下げ観測からドルの上値は重かった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0882ドル前後と前日に比べて0.0015ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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