アールプラン、上期経常を2.7倍上方修正、通期も増額、配当も15円増額

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決算

 アールプランナー <2983> [東証G] が7月2日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益を従来予想の2億円→5.3億円(前年同期は1.5億円)に2.7倍上方修正し、増益率が27.4%増→3.4倍に拡大する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の6.4億円→9.7億円(前期は3.5億円)に51.6%上方修正し、増益率が79.3%増→2.7倍に拡大する見通しとなった。

 同時に、今期の上期配当を従来計画の5円→15円に大幅増額し、下期配当も従来計画の10円→15円に増額修正した。年間配当は30円(前期は15円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 住宅業界におきましては、円安、物価上昇による個人消費への影響等、景気の先行きついて不透明な状態が続いている中、全国の新設住宅着工戸数が前期比マイナスで推移するなど依然厳しい状況にあります。当社グループでは、独自のデジタルマーケティングを展開して効率的な集客を行い、「デザイン」「性能」「価格」の3つの強みを重ね合わせた高い商品力により戸建住宅の需要を積極的に取り込み、2024年1月期から引き続き受注高・総受注棟数が好調に推移しております。売上高におきましては、上記の受注の好調を受け、2025年1月期第1四半期累計期間において、戸建住宅の販売棟数、とりわけ分譲住宅の販売棟数が大幅に増加しました。第2四半期での受注状況及び販売状況も踏まえますと前回発表予想を上回る見込みです。利益面におきましても、2024年1月期に実施した販売価格の適正化や一部建築資材の値下がり等により売上総利益が改善しており、今後の引渡も増加することから、各段階利益において、前回発表予想を上回る見込みです。以上の結果を踏まえ、2025年1月期第2四半期及び通期の連結業績予想を修正いたしました。(注)上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。

 当社は、中長期にわたる企業価値向上の実現を最優先課題とし、株主に対する利益還元につきましては、成長投資とのバランスを図りながら安定的な配当を継続して実施していくことを基本方針としております。2025年1月期の第2四半期末を基準日とする配当(中間配当)及び期末配当につきましては、上記の基本方針及び本日公表しました2025年1月期第2四半期連結業績予想及び通期連結業績予想の上方修正等の状況を勘案し、前回予想から中間配当を10円増配して1株当たり15円に、期末配当を5円増配して1株当たり15円にそれぞれ修正いたします。これにより、年間配当金は30円となる予定であります。

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