アドテストなど上値重い展開に、米エヌビディアがフランスで独禁法違反の疑い◇

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 アドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>など半導体製造装置関連の主力銘柄は強弱観対立のなかも上値の重い展開。前日の米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が続伸したものの上げ幅はわずかにとどまった。また、米画像処理半導体大手エヌビディア<NVDA>は前日に高く引けたものの、一部海外メディアによるとフランスの独占禁止法規制当局が、同社を反競争行為の疑いで告発する見込みと報じており、同社がフランス当局に訴えられるのは今回が初ということもあって影響が懸念される状況にある。報道ではエヌビディアが独禁法違反と認められた場合、罰金としてグローバルベースでの年間売上高の最大10%を支払う可能性があるとされる。これを受け、エヌビディア関連に位置付けられるアドテストを筆頭に、世界でトップシェアを有する半導体製造装置大手メーカーの株価にはネガティブに作用しやすい。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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