ザインがS高カイ気配、膨大化する電力需要対応したエッジAIや光半導体などで活躍期待高まる

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 ザインエレクトロニクス<6769.T>に人気集中、300円高はストップ高となる1660円でカイ気配に張り付いている。株価は6月17日に動意づき、それ以降は異色の上昇波動を形成、目先上げ足が加速する状況となっている。時価は2016年3月以来、8年4カ月ぶりの高値圏を舞う展開。同社は半導体を自社ブランドで独自開発するファブレスメーカーで、アナログとデジタル回路を混載したミックスドシグナルLSI製品の開発や、AI・IoT分野におけるハード及びソフト分野で存在感を放つ。データセンター増設に伴う電力不足問題などが取り沙汰されるなか、ネットワークの末端にAIを組み込むエッジAI分野に米大手ITが注力姿勢を示しているが、スマートフォンやパソコン同様にAIカメラもその一つとして注目されている。高速インターフェースと高度な画像処理技術を強みとする同社は、その関連有力株として頭角を現している。また、低消費電力・低遅延の光半導体事業にも経営資源を注いでおり、同分野での活躍にも期待が大きい。

出所:MINKABU PRESS

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