千代建が後場急伸、米合弁相手破綻後にプロジェクト顧客の入金進み費用懸念和らぐ

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 千代田化工建設<6366.T>が後場に急伸した。19日正午過ぎ、同社は、米国テキサス州でLNG(液化天然ガス)プロジェクトを共同で遂行している米ザクリ・インダストリアルが米国連邦破産法第11章(チャプター11)を申請した件について、同プロジェクトの顧客である米ゴールデンパスLNGターミナル(GPX)社が、ザクリ社のプロジェクト離脱などを求める申し立てを行ったと発表した。ザクリ社の正式離脱に備え、短期的・長期的な遂行プランの協議を継続しているという。更に、工事継続に必要な安全対策業務や、千代建の米国のグループ会社であるチヨダ・インターナショナル・コーポレーション(CIC)社の独自業務などについて、GPXからの入金も進んでおり、「当該業務に関するCICの負担はない」とした。これを受け、追加費用の発生に対する投資家の懸念がいったん和らぐ形となり、買い戻しが入ったようだ。

出所:MINKABU PRESS

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