菱地所や住友不が後場急伸、日銀会合後の長期金利低下が不動産株を刺激◇

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 三菱地所<8802.T>や住友不動産<8830.T>が後場に急伸。三井不動産<8801.T>が朝安後に切り返し、東証の業種別指数で「不動産業」が上昇率上位に入っている。日銀はこの日まで開いた金融政策決定会合では、長期国債の買い入れ減額方針を決定した。7月の次回会合までに今後1~2年間の具体的な減額計画を決定するという。政策金利である無担保コールレート(オーバーナイト物)は0~0.1%程度で据え置いた。今回の会合で買い入れ減額のペースなど具体策が示されなかったことを受け、債券市場では需給面での安心感が広がり、債券先物は上げ幅を拡大。長期金利は低下しており、低金利メリットセクターである不動産株を物色する投資家の姿勢が強まったようだ。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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