大阪ソーダは一段高、山形大などとの共同研究がNEDOプログラムに採択

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材料

 大阪ソーダ<4046.T>が後場一段高となっている。同社はきょう、山形大学などと共同研究を進める「革新的ナノ均一構造正極による超高速充放電亜鉛二次電池の開発」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募・実施する「先導研究プログラム/新技術先導研究プログラム/エネルギー・環境新技術先導研究プログラム」に採択されたと発表。これが材料視されているようだ。

 採択されたテーマは、同社で研究開発中の「高性能カーボンナノチューブ分散液(CNT)」をナノ均一構造正極に採用することで、これまで亜鉛金属では実現できなかった超高速充放電を可能とするだけでなく、現在の金属リチウムの課題である大気中での発火リスク、調達面における地政学的リスクを解消することができるという。また、安全性の高さに加え、電池の軽量化が望めることから、電気自動車(EV)やドローンなどの軽量・ハイパワー二次電池のほか、大型電源、非常電源として活用が期待できるとしている。

出所:MINKABU PRESS

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