Rフィールドが大幅続落、中期経営計画の数値目標を下方修正

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 ロック・フィールド<2910.T>が大幅続落している。11日の取引終了後、中期経営計画の最終年度である25年4月期の連結業績予想について、売上高を従来計画の523億円から534億6700万円(前期比4.1%増)へ引き上げた一方、営業利益を32億円から20億4200万円(同17.5%増)へ引き下げたことが嫌気されている。

 新型コロナウイルス感染症の収束により都心の店舗を中心に客数が回復していることに加えて、価格改定の継続的な実施の効果もあって売上高は従来計画を上回る見通し。一方、原材料やエネルギー価格の上昇に対し、定番商品の価格改定や品揃えの工夫などの取り組みにより一定の原材料原価率の低減を見込むものの、24年4月期第3四半期以降、想定を上回る店舗スタッフの時給単価上昇や人材確保難による採用コストの上昇などがあり、営業利益は計画の下方修正を余儀なくされた。

 なお、同時に発表した24年4月期決算は、売上高513億5700万円(前の期比2.8%増)、営業利益17億3800万円(同15.8%増)、純利益12億5200万円(同16.1%増)だった。

出所:MINKABU PRESS

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