大幅反発、夏場の供給不足見通しで=NY原油概況

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先物

NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=77.74(+2.21 +2.93%)

 ニューヨーク原油の期近は大幅反発。世界最大の石油消費国である米国では夏場に向けて季節的なガソリン需要が拡大していく見通しであることから、需給の引き締まりによる在庫減少が期待されている。石油輸出国機構(OPEC)プラスが減産を維持する7-9月期については1年間で最も需要が強く、供給不足になるとみられている。OPECプラスの閣僚会合後の下げは完全に巻き戻された。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や米消費者物価指数(CPI)が注目されているが、模様眺めムードは限定的。

 時間外取引で7月限は先週末の終値付近でもみ合った後、通常取引の開始を控えて強含み。通常取引が始まると買い戻しが強まり、77.96ドルまで上げた。

MINKABU PRESS

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