トヨタは後場に下げ幅を拡大、2メガバンクが政策保有株式の売却検討と伝わる◇

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 トヨタ自動車<7203.T>は後場に下げ幅を拡大した。7日、米ブルームバーグ通信が「三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と三井住友フィナンシャルグループ(FG)の2メガバンクが、政策保有株として持つトヨタ自動車の株式売却を検討していることが7日、分かった」と報じた。株式の需給悪化を警戒した売りが出たようだ。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>と三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>の2社のトヨタ株保有総額は時価で1兆3200億円となり、政策保有株式をゼロにする方針を打ち出している損保会社4社の保有分を含めると合計で3兆2000億円を超える規模という。メガバンク2社では複数年かけて段階的に売却する案が出ており、最終的に保有をゼロにするか、大幅に削減するとしている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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