ミロク、上期経常を49%下方修正、通期も減額

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決算

 ミロク <7983> [東証S] が6月5日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年10月期第2四半期累計(23年11月-24年4月)の連結経常利益を従来予想の1億9500万円→9900万円(前年同期は6億5300万円)に49.2%下方修正し、減益率が70.1%減→84.8%減に拡大する見通しとなった。
 上期業績の悪化に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の3億1000万円→2億2000万円(前期は7億9500万円)に29.0%下方修正し、減益率が61.0%減→72.3%減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社の第2四半期連結業績につきましては、猟銃事業は、当社製品のOEM供給先であるブローニンググループからの受注は堅調でしたが、当第2四半期会計期間において当社製品に係る製造工程に不具合が発生し、円滑に生産ができない状況が生じたこと等により、売上高は予想を大きく下回りました。また利益につきましても、その生産停滞による影響と想定を上回る原材料価格の高騰等により、予想を大きく下回りました。 工作機械事業につきましては、主要三部門の販売が予想を下回り、全体の売上高は予想から減少となりました。利益につきましては、全体の売上高減少等により、予想をやや下回りました。 その他事業につきましては、ほぼ予想通りに推移いたしました。 その結果、売上高、利益における全体的な落ち込みから、上記の通り2024年10月期第2四半期連結業績予想を修正いたします。 また、通期連結業績予想につきましては、当第2四半期連結業績の悪化を踏まえ、特に納期遅延を発生させている猟銃事業については、生産遅れの挽回に向け全社を挙げて取り組みますが、生産遅れによる新たな空輸費用の発生や取り戻しに係る人件費の増加等もあり、利益を大きく持ち直すことは難しい状況です。通期連結業績としましては、他の事業も予想通り推移することを前提に、売上高、利益ともに当初予想を下回る見込みであります。これらの要因により、上記の通り2024年10月期通期連結業績予想を修正いたします。

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