フジコーポ、上期経常は一転9％減益で下振れ着地

　フジ・コーポレーション <7605> [東証Ｐ] が6月5日大引け後(15:00)に決算を発表。24年10月期第2四半期累計(23年11月-24年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比8.5％減の38.2億円に減り、従来の0.7％増益予想から一転して減益で着地。
　通期計画の58.5億円に対する進捗率は5年平均の70.8％を下回る65.3％にとどまった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の経常利益は前年同期比27.5％増の20.2億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である2-4月期(2Q)の経常利益は前年同期比15.1％減の11.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の11.2％→10.4％に低下した。

株探ニュース