コンコルディなど地銀株の下げ目立つ、10年債入札結果「強め」で長期金利に低下圧力◇

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 コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>や千葉銀行<8331.T>など地銀株の下げが目立っている。財務省がこの日実施した10年物国債入札の結果は、応札倍率が3.66倍(前回は3.15倍)で、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は2銭(前回は5銭)となった。市場における一定の債券需要が示された格好となり、午後に入り長期債価格に上昇(長期金利に低下)圧力が掛かっている。金利上昇による地銀各行の事業環境の好転期待に水を差す格好となり、目先の利益を確定する目的の売りを促したようだ。ほくほくフィナンシャルグループ<8377.T>や九州フィナンシャルグループ<7180.T>、池田泉州ホールディングス<8714.T>が株価水準を切り下げ、群馬銀行<8334.T>や北洋銀行<8524.T>などが軟調に推移している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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