三菱UFJは頑強な値動き、長期金利の動向にマーケットの関心高まる

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 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が前日終値近辺で売り物をこなし頑強な値動きをみせている。今月下旬に入り改めて上値指向を強め、3月8日につけた年初来高値1645円50銭の更新を指呼の間にとらえている。ここ、国内でも長期金利の上昇傾向が強まっており、運用環境改善に向けた思惑が再燃している。外国為替市場では円の独歩安が続いており、足もと対ドルでは1ドル=157円台前半と4週間ぶりの円安水準にある。日銀の金融政策正常化が急がれるなか、今後は国内の10年債利回りも日銀の追加利上げの動きを先取りする形で強含みに推移することが見込まれる。きょうは午後取引時間中に日銀の安達審議委員の熊本県金融経済懇談会での記者会見が予定されており、これも長期金利の動向や金融株の値動きに影響を与える可能性があり、同社の株価動向にも注目度が高まっている。

出所:MINKABU PRESS

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