アゼアス、前期経常を一転45%減益に下方修正

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決算

 アゼアス <3161> [東証S] が5月28日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年4月期の連結経常利益を従来予想の5.6億円→3億円(前の期は5.6億円)に45.5%下方修正し、一転して45.2%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4億円→1.4億円(前年同期は4.4億円)に63.6%減額し、減益率が9.4%減→67.0%減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1) 連結業績予想の修正理由 防護服・環境資機材事業におきましては、業況感の改善に伴い、一般産業分野においては、需要が堅調である一方、家畜感染症を含めた感染症分野では、今期になって需要が比較的落ち着いているほか、足元では、安全環境設備分野や、新たな事業領域として取り組む高視認防護服や難燃防護服など、新事業における業容拡大がやや遅れて進捗していることもあり、防護服・環境資機材事業全体で年度末の需要が前期を下回った結果、例年ピークを迎える同事業の第4四半期業績は、当初の想定を下回る見込みです。また、ヘルスケア製品事業におきましては、主力製品であるアゼアスデザインセンター秋田で生産する日本製マスクについて、生産効率の向上により前期と比べて改善傾向にはあるものの、小売店では依然として在庫調整が続いていることから、当社においても一時的に生産量を調整したほか、資材調達の点においては、円安の進行等に伴う資材価格の高騰が主な要因となって、同事業は、今期も営業損失を計上する見込みです。 以上の結果、売上高は前回発表予想額より1,264百万円減少の8,242百万円、営業利益は245百万円減少の291百万円、経常利益は256百万円減少の308百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は197百万円減少の187百万円に各々修正いたします。(2)個別業績予想の修正理由 修正理由につきましては、(1)の連結業績予想の修正理由と同様の理由です。● 期末配当予想について 今回の業績修正に伴う期末配当予想(1 株当たり23.00円)の修正はありません。(注)上記に記載されている業績見通し等将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。

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