東京海上が上場来高値更新、今期増益・増配見通しや自社株買いを好感

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 東京海上ホールディングス<8766.T>が大幅高で上場来高値を更新。20日取引終了後、25年3月期の連結純利益を前期比25.0%増の8700億円と連続最高益の見通しを示したほか、配当予想を前期比36円増の159円と発表。あわせて自社株買いの実施も明らかにし、これらが好感され買われている。

 自社株買いの取得上限は6000万株(自己株式を除く発行済み株数の3.0%)、または1000億円。期間は5月21日から11月15日まで。今期見通しと同時に発表した24年3月期決算は経常収益が前の期比12.3%増の7兆4246億円、純利益が同85.7%増の6958億800万円だった。保険引き受け収益が堅調だったほか、資産運用収益が大きく伸びた。

 更に政策保有株式の売却方針を明らかにした。非上場株式や資本・業務提携による出資などを除き、2029年度末までに政策保有株をゼロにするという。

出所:MINKABU PRESS

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