化工機が反発、MGM組合との共同提案がNEDOの助成事業に採択

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 三菱化工機<6331.T>が反発している。午後1時ごろ、次世代型膜モジュール技術研究組合(京都府木津川市、以下「MGM組合」)と共同提案した「高圧用CO2分離膜の水素製造システムへの適用性検討」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2分離・回収技術の研究開発/二酸化炭素分離膜システム実用化研究開発」の助成事業として採択されたと発表しており、好材料視されている。

 この助成事業で両社は、MGM組合が開発したCO2分離用分子ゲート膜を化工機が保有する水素製造装置へ組み込んだCO2分離回収型水素製造装置の実証試験を共同で実施する。また、実証試験の結果をもとにCO2分離回収コスト、低炭素水素製造コストの評価を行い、28年度中の商業利用開始を目指すとしている。

出所:MINKABU PRESS

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