北洋銀など地銀株は堅調、農林中金の資本増強検討報道もネガティブ反応限られる◇
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北洋銀行<8524.T>や富山第一銀行<7184.T>、百五銀行<8368.T>など地銀株が総じて堅調に推移している。農林中央金庫の25年3月期が最終赤字の見通しとなり、1兆円規模の資本増強を検討していると報じられている。債券運用で含み損を抱えることになったためという。運用収益の確保に向けて外債投資を積極化してきた過去を持つ地銀各行に関しては、今期の業績予想の開示を済ませているほか、政策保有株を圧縮する姿勢を示すところも多く、報道を受けて地銀株を売る姿勢は限られている。百十四銀行<8386.T>や北國フィナンシャルホールディングス<7381.T>が高い。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS