外為サマリー:一時155円90銭台に上伸、日銀オペ据え置きに円売りで反応

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為替

 17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=155円80銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円40銭弱のドル高・円安となっている。

 16日に発表された4月の米輸入物価指数が大幅な伸びとなったことや、同日に米連邦準備理事会(FRB)高官が相次いで早期利下げに対して慎重な姿勢を示したことを受け、過度な利下げ観測が修正されるなかドル買い・円売りが先行した。その後、日銀が午前10時過ぎに国債買い入れオペを通知し、購入予定額を据え置いたことが分かると市場は円売りで反応。日銀が金融引き締めを積極化するとの警戒感が和らぎ、ドル円相場は午前11時30分ごろに一時155円93銭をつけた。ただ、156円台に接近する場面では日本政府・日銀による円買い介入が意識され、午後は155円80銭ラインを挟んでもみあった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0861ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=169円21銭前後と同1円30銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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