トリドール後場上げ幅拡大、25年3月期は21%営業増益で1円増配見込む

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 トリドールホールディングス<3397.T>が後場上げ幅を拡大している。午後1時10分ごろに発表した25年3月期連結業績予想で、売上高2650億円(前期比14.2%増)、営業利益141億円(同21.1%増)、純利益64億6000万円(同13.8%増)と大幅営業増益を見込み、年間配当予想を前期比1円増の10円としたことが好感されている。

 24年3月期は、資材価格高騰のため出店基準を厳格化したが、25年3月期は「丸亀製麺」は都市部での展開を強化する。また、「ずんどう屋」は中部・関東を、「コナズ珈琲」は東日本を中心に出店を加速するほか、海外は「Tam Jai」「Marugame Udon」を中心に出店し売上高の拡大を目指す。出店加速に伴うコストが増加するものの、国内では売り上げ増により高水準の利益率維持を図る一方、海外事業は不採算エリアの改善に注力し大幅な増益を図る。

  なお、24年3月期決算は、売上高2319億5200万円(前の期比23.2%増)、営業利益116億4700万円(同56.0%増)、純利益56億7500万円(同48.3%増)だった。

出所:MINKABU PRESS

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