オートバクス、前期経常が上振れ着地・今期は54％増益へ・1-3月期(4Q)は赤字転落

　オートバックスセブン <9832> [東証Ｐ] が5月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期の連結経常利益は前の期比30.1％減の80.9億円に落ち込んだが、従来予想の67億円を上回って着地。25年3月期は前期比54.5％増の125億円にＶ字回復する見通しとなった。

　同時に、前期の年間配当を60円→70円(前の期は60円)に増額し、今期は前期の記念配当を落とし、普通配当60円にする方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常損益は12.1億円の赤字(前年同期は17億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.3％→-2.0％に急悪化した。

株探ニュース