サイバーバズ、今期最終を一転赤字に下方修正、対純資産で86%の赤字

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決算

 サイバー・バズ <7069> [東証G] が5月8日大引け後(15:00)に決算を発表。24年9月期第2四半期累計(23年10月-24年3月)の連結最終損益は19.6億円の赤字(前年同期は0.7億円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の2.8億円の黒字→19.3億円の赤字(前期は2億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を85.7%毀損する規模となった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結最終利益は前年同期比75.8%減の0.3億円に大きく落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結最終損益は21.4億円の赤字(前年同期は0.3億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の4.2%→-116.7%に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当期の連結業績予想の売上高につきましては、2024 年9月期の第1四半期、第2四半期に渡ってインフルエンサーサービス及びインターネット広告販売が好調に推移しており、下半期も安定した需要の元で市場からの評価が継続して見込まれ、前回(2023 年 11 月8日)発表予想を上回る見通しとなったため、売上高の上方修正を行うことを決定いたしました。これに伴い営業利益の進捗についても好調に推移していたため、業績予想の修正を検討しておりましたが、本日 2024 年5月8日公表の「債権の取立不能または取立遅延のおそれによる貸倒引当金繰入額の計上に関するお知らせ」に記載しました通り、第2四半期において 2,215 百万円の貸倒引当金繰入額(販売費及び一般管理費)を計上したことから、通期の連結営業利益、連結経常利益、及び親会社に帰属する当期純利益の予想数値を下方修正しております。

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