横河電が急伸し上場来高値を更新、今期増配予想でショートカバー誘発

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 横河電機<6841.T>が大幅高で3連騰となり、上場来高値を更新した。7日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績と配当予想を開示した。今期の年間配当予想は前期比18円増配の58円に設定。経常利益は前期比10.8%減の750億円を計画するものの、想定より減益幅は大きくはないとの受け止めもあり、ショートカバーを誘発する形で上昇に弾みがついたようだ。

 今期の売上高は同4.2%増の5630億円を見込む。堅調なエネルギー需要や素材産業の投資回復などを背景に、受注高も増加を想定。半面、売上構成変動による粗利率の悪化や、先行投資の増加が利益を圧迫する。想定為替レートは1ドル=145円とした。あわせて新たな中期経営計画についても公表。29年3月期にかけて、受注高と売上高の年間成長率を10%以上、営業利益率を29年3月期に15%以上とする目標を掲げた。

出所:MINKABU PRESS

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