前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

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材料

■TOA <6809>  1,158円 (-63円、-5.2%)

 東証プライムの下落率トップ。TOA <6809> [東証P]が5日ぶり急反落。前期に続き増収増益の見通しを示したが、材料出尽くし感から目先利益確定売りに押される展開となった。配当予想は前期比同額の40円とした。同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比8.2%増の488億1400万円、営業利益が同76.8%増の30億2800万円だった。国内向けが伸びたほか、アジアや欧州など海外向けも好調だった。

■東京きらぼし <7173>  4,330円 (-170円、-3.8%)

 東証プライムの下落率5位。東京きらぼしフィナンシャルグループ <7173> [東証P]が続落。同社は今月1日、25年3月期連結業績予想について純利益を前期比4.4%減の245億円と発表した。前期から一転減益の見通しとなったことを受け株価は翌2日に下落していたが、連休明けのきょう7日も引き続き売られている。配当は前期分を130円から145円に増額した上で、今期は150円を見込んだ。同時に発表した24年3月期決算は経常収益が前の期比10.4%増の1383億3100万円、純利益が同21.2%増の256億5200万円だった。

■ソニーG <6758>  12,680円 (-380円、-2.9%)

 ソニーグループ <6758> [東証P]が続落。同社傘下のソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)と、米国のプライベートエクイティ(PE)投資会社のアポロ・グローバル・マネジメント  が、米パラマウント・グローバル  に対し、共同買収を提案したと現地メディアが現地時間2日に相次いで報じた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)によると、買収金額は全額現金で260億ドル(約4兆円)に上るという。ソニーGに対しては、買収に伴う財務面での負担を懸念した売りが出たようだ。

※7日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

株探ニュース

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