銚子丸が反発、第3四半期営業利益3.1倍で通期計画上回る

投稿:

材料

 銚子丸<3075.T>が反発している。28日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年5月16日~24年2月15日)単独決算で、営業利益が14億2900万円(前年同期比3.1倍)と大幅増益となり、通期計画を上回って着地したことが好感されている。

 コロナ禍の呪縛から解放されて、イートイン客数が急回復したことや価格改定の定着などにより売上高は158億800万円(同11.1%増)となった。売上高の増加に加えて、フルオーダー化に伴う廃棄ロス減少などによる原価率の低下や、コロナ下に推進してきた機械化・省力化などによる利益体質の改善努力なども奏功し利益を押し上げた。なお、24年5月期通期業績予想は、売上高211億1500万円(前期比9.3%増)、営業利益13億6700万円(同2.0倍)の従来見通しを据え置いた。

 同時に、期末一括配当予想を6円から12円(前期12円)へ増額修正しており、これも好材料視されているようだ。

出所:MINKABU PRESS

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。