東京株式(大引け)=1110円安、AI・半導体売られるもバリュー株物色旺盛

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市況

 5日の東京株式市場で日経平均は4日続落した。朝高後に失速し、下げ幅は一時1400円あまりに到達。前日に続き6万1000円を割り込む場面があった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比1110円73銭安の6万1077円90銭。プライム市場の売買高概算は39億5805万株、売買代金概算は11兆7850億円。値上がり銘柄数は1130、対して値下がり銘柄数は410、変わらずは12銘柄だった。

 きょうの東京市場はAI・半導体関連と、それ以外のセクターで明暗が分かれた。3日の米中間選挙は野党・民主党が上下両院を制した。市場予想通りとなった安心感から前日の米国株は上昇。この流れを引き継ぎ、日経平均、TOPIXとも朝方は上昇して始まった。ただ、米民主党が掲げるAI規制強化への懸念が重荷となり、AI・半導体関連株に売りがかさみ日経平均は程なくしてマイナス圏に転落。後場に入って一段と下値を探った。一方、投資家の物色意欲は根強く、自動車や不動産、小売りといったバリュー株には資金が流入。TOPIXは終始プラス圏で推移した。選挙結果を受けて共和党・トランプ政権の対イラン政策に変化が生じるとの思惑から原油相場が下落していることも株価の支えとなった。業種別では33業種中25業種が上昇、プライム銘柄の約73%が値上がりした。

 個別ではアドバンテスト<6857.T>や東京エレクトロン<8035.T>、ソフトバンクグループ<9984.T>、イビデン<4062.T>、キオクシアホールディングス<285A.T>、レーザーテック<6920.T>など半導体関連が軒並み安。TDK<6762.T>や村田製作所<6981.T>、フジクラ<5803.T>も水準を切り下げた。三菱重工業<7011.T>が軟調。INPEX<1605.T>が安い。日本郵船<9101.T>など海運株も値下がりした。芝浦メカトロニクス<6590.T>、オルガノ<6368.T>が急落した。

 半面、取引時間中に通期利益見通しの上方修正を発表したトヨタ自動車<7203.T>をはじめ自動車セクター全般が高い。ファーストリテイリング<9983.T>やリクルートホールディングス<6098.T>、コナミグループ<9766.T>、テルモ<4543.T>、バンダイナムコホールディングス<7832.T>が値上がりした。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクがしっかり。三井不動産<8801.T>など不動産株、三菱商事<8058.T>など商社株が水準を切り上げた。AREホールディングス<5857.T>が急騰した。

出所:MINKABU PRESS

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