午後:債券サマリー 先物は小反落、買い戻しで引けにかけ下げ渋る
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2日の債券市場で、先物中心限月12月限は小反落。前週末に大幅高となった反動などから売りが出やすかったが、引けにかけては買い戻しが入り下げ渋った。 10月30日の米株式市場でハイテク株などが売られ、質への逃避から同日の米長期債相場が小幅ながら続伸(金利は低下)したことが円債の支援材料となった。ただ、債券先物は前週末に大きく買われており、寄り付き直後に126円83銭をつけたあとは軟化。日銀の植田和男総裁が前週末の記者会見で「政策の局面が変化していることを念頭に置きつつ、毎回の会合で経済、物価、金融情勢をしっかり分析したうえで議論していきたい」などと述べ、利上げを続ける考えを示したことも重荷となっているようだった。この日の時間外取引で米原油先物の上昇は一服したものの、依然として高い水準で推移していることから国内物価の上振れリスクに対する警戒感もある様子。朝安の日経平均株価が上げ幅を広げた場面では安全資産とされる債券に売りが増え、午後1時ごろには126円49銭まで下押す場面があった。とはいえ、米中間選挙の結果発表を3日(日本時間4日)に控えて一方向には持ち高を傾けにくく、引けにかけては持ち直す動きとなった。なお、きょうは5年クライメート・トランジション(CT)債入札が実施され、応札倍率は3.84倍(前回5月25日は4.62倍)だった。 先物12月限の終値は、前週末比3銭安の126円71銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で前週末に比べて0.015%高い2.770%で推移している。 出所:MINKABU PRESS