午後:債券サマリー 先物は大幅反発、長期金利低下し2.770%で推移 日銀会合結果の反応は限定的
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30日の債券市場で、先物中心限月12月限は大幅反発した。米ハイテク株安を受けてリスク回避ムードが強まり、債券に資金を振り向ける姿勢が広がった。日銀の金融政策決定会合では市場の大方の予想通り、政策金利は据え置かれた。円債相場の反応は限定的となった。 29日引け後に決算を発表したインテル<INTC>の株価が時間外取引で急落した。今晩の米株式市場の動向に警戒感が強まるなか、日経平均株価は30日に一時1900円を超す下げとなり、運用リスクを低減する投資家の姿勢が強まった。 日銀は政策金利を1.25%に据え置く金融市場調節方針を賛成8、反対1で決定した。高田創審議委員が1.5%への利上げを提案したが反対多数で否決された。日銀があわせて公表した「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)では、27年度の生鮮食品を除く消費者物価指数(コアCPI)の政策委員見通しの中央値がプラス2.6%と、7月時点のプラス2.4%から切り上がった。市場では想定内の結果との受け止めが多く、植田和男総裁の記者会見を見極めたいとの姿勢が次第に強まった。 先物12月限は前営業日比50銭高の126円74銭で終了した。新発10年債利回り(長期金利)は低下し、足もとでは2.770%で推移。一時2.765%をつけた。 出所:MINKABU PRESS