午後:債券サマリー 先物は続落、株高や米金利上昇などが重荷

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市況

 28日の債券市場で、先物中心限月12月限は続落。この日の日経平均株価が大幅続伸となったほか、時間外取引で米原油先物や米長期金利が上昇したことが重荷となった。

 27日の米株式市場で人工知能(AI)・半導体関連銘柄への買いが入り、このところ続いた日米の株安基調がいったん落ち着くとの見方から投資家心理が上向き、安全資産とされる債券には売りが出やすかった。加えて、前日に発表された10月の米消費者信頼感指数が市場予想を上回り、米経済の底堅さから米金利の先高観が強まったことも円債に影響。イエメンの親イラン武装組織フーシ派が27日にサウジアラビア最大の石油精製施設であるラス・タヌラ製油所を弾道ミサイルで攻撃したと表明し、中東の供給リスクへの懸念が再燃したことで原油高を通じた国内物価の上振れリスクが意識された面もあったようだ。債券先物は午後2時30分すぎに126円20銭をつけたあとは下げ渋ったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて積極的な売買が手控えられたことから戻りは鈍かった。なお、きょうは日銀が「残存期間3年超5年以下」「同5年超10年以下」「物価連動債」を対象とする国債買いオペを実施したが、おおむね無難な結果と受け止められ、相場の反応は特にみられなかった。

 先物12月限の終値は、前日比32銭安の126円29銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で前日に比べて0.030%高い2.825%で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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