話題株ピックアップ【夕刊】(2):ナガワ、フジッコ、宝HLD
投稿:
■ナガワ <9663> 4,960円 +95 円 (+2.0%) 本日終値 ナガワ<9663>が高い。午後1時ごろに27年3月期の配当予想について、従来予想の期末一括60円から80円(前期100円)へ増額修正したことが好感された。また、同時に発表した9月中間期連結決算が、売上高174億4500万円(前年同期比6.3%増)、営業利益20億2200万円(同10.5%増)、純利益16億2600万円(同37.5%増)と2ケタ増益となったことも好材料視された。ユニットハウス事業の販売で自然災害の復旧・復興需要に対応したほか、レンタルでは民間需要やアジア大会などのイベント需要が拡大した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高380億円(前期比7.4%増)、営業利益45億円(同2.7%増)、純利益33億円(同25.6%減)の従来見通しを据え置いている。 ■フジッコ <2908> 1,638円 +24 円 (+1.5%) 本日終値 フジッコ<2908>が後場動意。午後2時30分ごろに集計中の9月中間期連結業績について、営業利益が6億円から7億7000万円(前年同期比52.2%増)へ、最終利益が5億円から6億5000万円(同14.8%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。売上高は280億円(同0.9%増)の従来見通しを据え置いたものの、価格改定の効果が引き続き発現するとともに、生産性向上や各種コストコントロールの取り組みも寄与し、収益性が想定を上回っていることが利益を押し上げたという。 ■宝ホールディングス <2531> 2,724円 +30.5 円 (+1.1%) 本日終値 宝ホールディングス<2531>が反発。同社は前週末23日の取引終了後、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績に関し、売上高が従来予想の2050億円から2108億7000万円(前年同期比13.0%増)に、最終利益が59億円から116億8200万円(同2.1倍)に上振れして着地したようだと発表。これを評価した買いが入ったようだ。海外酒類事業や海外日本食材卸事業が想定を上回って推移し、相互関税還付金の計上なども寄与する。あわせて同社は、米国の連結子会社の会計処理に関する不明点について、事実関係を調査した結果、意図的に不適切な会計処理が実施された事実や、連結財務諸表に対する重要な影響を与える状況は確認されなかったと発表。同時に第1四半期(4~6月)の決算も公表し、売上高は1032億700万円(同10.6%増)、最終利益は36億3000万円(同12.4%減)となった。 ■長野計器 <7715> 3,820円 +40 円 (+1.1%) 本日終値 長野計器<7715>が3日ぶりに反発。前週末23日の取引終了後に、27年3月期の連結業績予想について、売上高を675億円から746億円(前期比10.2%増)へ、営業利益を68億円から100億円(同43.3%増)へ、純利益を43億円から71億円(同31.6%増)へ上方修正したことが好感された。上期において、圧力計事業の産業機械・プロセス業界向けが好調に推移するとともに、半導体業界向け製品の需要が旺盛となり、これと連動する形で空圧機器業界向けの需要も増加。また、圧力センサ事業でも世界的に半導体関連投資が活況であることを背景に、特にファシリティ(工場付帯設備)用途の需要が大幅に増加しており、これらの需要動向が売上高・利益を押し上げるとしている。 ■ファナック <6954> 5,639円 +52 円 (+0.9%) 本日終値 ファナック<6954>が3日ぶり反発。同社は前週末23日の取引終了後、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の売上高予想は従来の9481億円から1兆137億円(前期比18.2%増)、最終利益予想は1980億円から2283億円(同37.1%増)に見通しを引き上げた。あわせて、取得総数1000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.08%)、取得総額500億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。一連の発表を好感した買いが集まった。9月中間期の売上高は4737億800万円(前年同期比16.2%増)、最終利益は1125億7600万円(同41.0%増)となった。FA部門は日本や中国などでAIデータセンターや半導体関連が好調に推移。ロボット部門はAI関連を含めた自動化投資需要が米州や中国を中心に好調で、米州では自動車関連投資が上向きの兆しをみせたという。直近の業績動向を踏まえ、通期の予想を見直した。下期の想定為替レートは1ドル=150円、1ユーロ=175円とした。 ■琉球銀行 <8399> 2,730円 +7 円 (+0.3%) 本日終値 琉球銀行<8399>が3日ぶりに反発。前週末23日の取引終了後に、集計中の9月中間期連結業績について、最終利益が従来予想の43億円から56億7200万円(前年同期比7.3%増)へ上振れ、減益予想から一転して増益となったようだと発表しており、好材料視された。銀行単体において、貸出金利息及び有価証券利息配当金が増加したことなどが要因としている。 ■GMOインターネット <4784> 418円 -73 円 (-14.9%) 本日終値 東証プライム 下落率2位 GMOインターネット<4784>は急落し、年初来安値を更新した。24日土曜日、同社が提供するFX自動売買専用VPS(仮想専用サーバー)サービス「お名前.com デスクトップクラウド」への第三者による不正アクセスについて、サービス利用者に対して金銭的被害の有無に関わらず見舞金5000円を支払うほか、別途不正取引による損失の補償を行うと発表。連結業績に与える影響は現時点で算定できていないものの、懸念した売りが膨らんだ。親会社のGMOインターネットグループ<9449>も大幅安となっている。GMOインタは23日の取引終了後、同日午後4時10分時点で影響を受けた可能性があるサーバー数は2万6739件に上ると開示していた。 ■スタンレー電気 <6923> 3,360円 -260 円 (-7.2%) 本日終値 東証プライム 下落率3位 スタンレー電気<6923>は大幅安。きょう午後3時ごろ、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高が3030億9300万円(前年同期比22.0%増)、営業利益が184億500万円(同0.3%減)、最終利益が86億5700万円(同14.8%減)だったとしており、業況を嫌気した売りが出た。米州及びアジア太平洋の販売が堅調に推移したほか、為替によるプラスの影響があった一方、中国における厳しい市場環境の影響を受けた。また、前年同期に計上した品質問題に関する費用は剥落したものの、企業結合に伴う償却費が負担になった。なお、27年3月期の通期業績予想は売上高6220億円(前期比20.0%増)、営業利益550億円(同28.9%増)、最終利益340億円(同3.6%増)の従来見通しを据え置いた。 ■野村マイクロ <6254> 2,750円 -141 円 (-4.9%) 本日終値 野村マイクロ・サイエンス<6254>が3日続落。前週末23日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、最終利益を111億円から103億6000万円(前期比2.7倍)に下方修正したことが嫌気された。借入金の支払利息などを見直したことが要因としている。 ■丸大食品 <2288> 2,131円 -74 円 (-3.4%) 本日終値 丸大食品<2288>が大幅安。午後3時ごろに集計中の9月中間期連結業績について、売上高が従来予想の1230億円から1217億円(前年同期比1.2%増)へ、営業利益が43億円から14億5000万円(同65.6%減)へ、純利益が32億円から15億円(同53.0%減)へ下振れて着地したようだと発表しており、これが売り材料視された。ハム・ソーセージを中心とした加工食品の販売が想定を下回り、前年並みで推移したことに加えて、原材料をはじめとする諸コストが想定をやや上回って増加したことや、価格改定の進捗が想定より遅れており、効果の発現に時間を要していることが要因としている。 株探ニュース