前週末23日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
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■アクセルM <3624> 39円 (-30円、-43.5%) ストップ安 アクセルマーク <3624> [東証G]がストップ安。22日の取引終了後、12月23日に開催する予定の定時株主総会で発行可能株式総数の上限を現在の7700万株から2億株に引き上げる定款変更を付議すると発表。現在の発行済み株式総数は6531万3200株であり、変更後に上限の2億株まで株式が発行された場合、既存株主の持株比率は約3分の1まで低下することになる。同時に親会社コンヴァノ <6574> [東証G]とのコミットメント型タームローン・ファシリティ契約を解除、コンヴァノが保有する4500万株についてロックアップの解除で合意したと公表。これら一連の発表を嫌気した売りが膨らんだようだ。ロックアップは本来の満了期間から2ヵ月余り前倒しでの解除となる。アクセルメディカの清算方針決定によるヘルスケア領域における成長戦略の停滞、トレーディングカード相場の急落に伴うトレカ事業の赤字幅の大幅拡大などから、当面の間は営業損失の計上が続く見通しになった。コミットメント型タームローン・ファシリティ契約における事業から生み出すキャッシュ・フローで借入金を返済するという前提が失われた。アクセルMは借り入れによる負債性の資金ではなく、返済を要しないエクイティによる資金調達を重視する財務戦略方針に舵を取る。 ■日本光電 <6849> 1,553円 (-84.5円、-5.2%) 東証プライムの下落率7位。日本光電工業 <6849> [東証P]が3日続急落。モルガン・スタンレーMUFG証券は22日、同社株の投資判断を3段階で真ん中の「イコールウエート」から「アンダーウエイト」に引き下げた。目標株価は1900円から1500円に見直した。日本の病院の機器購入意欲は、想定したほど高まっていないと指摘し、業績予想を引き下げた。市場のコンセンサスでは、同社の営業利益予想は27年3月期が220億円程度、28年3月期は240億円程度と増益を見込んでいるのに対して、同証券ではそれぞれ175億円、186億円を予想している。 ■ディスコ <6146> 49,290円 (-1,940円、-3.8%) ディスコ <6146> [東証P]が続落。22日の取引終了後、27年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算の発表にあわせて、第3四半期累計(4-12月)の業績予想を開示した。売上高は3895億円(前年同期比28.2%増)、営業利益1747億円(同38.4%増)と見込んでいるものの、半導体関連に売りが先行している地合いのなか、買い向かう姿勢は限られたようだ。同社は半導体・電子業界において顧客の投資意欲は短期間で激しく変動するため、需要の予測は困難だとして、業績予想の開示を1四半期先までとしている。第3四半期(10-12月)の出荷額は1496億円(前年同期は1136億円、前四半期は1486億円)と予想。想定為替レート1ドル=151円としている。今後も生成AI向けの旺盛な需要を背景に、装置・消耗品ともに出荷の拡大が続くとみている。なお、9月中間期は売上高が2570億5800万円(前年同期比32.1%増)、営業利益が1166億3900万円(同47.9%増)だった。9月末を基準日とする中間配当は前回予想から15円増額の186円(前期実績は129円)に引き上げた。 ■りそなHD <8308> 2,141.5円 (-68.5円、-3.1%) りそなホールディングス <8308> [東証P]が続落。三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> [東証P]や三井住友フィナンシャルグループ <8316> [東証P]、みずほフィナンシャルグループ <8411> [東証P]がそろって下値を探るなど、銀行株への売り圧力が強まった。22日のニューヨーク市場ではAI関連企業の過剰投資問題を巡る警戒感が再び強まり、投資家のリスク回避姿勢が強まった結果、相対的にリスクの低い米国債に資金がシフトし、米長期金利は5%を下回る水準に低下した。国内の長期金利も低下が続いている。10月の日銀の金融政策決定会合で連続利上げが見送られると伝わるなか、銀行株に対しては利ザヤ拡大の期待が後退する格好となり、買い持ち高を圧縮する目的の売りが優勢となった。 ■明星工 <1976> 1,676円 (-44円、-2.6%) 明星工業 <1976> [東証P]が3日ぶり反落。22日取引終了後、上期(4-9月)連結業績予想について純利益を24億円から18億5000万円(前年同期比2.6%減)へ下方修正すると発表した。投資事業組合運用損などの計上により営業外収支が当初予想を下回ったことや、税金費用が想定を上回る見込みとなったことを織り込んだ。これが買い手控え要因となった。なお、売上高、営業利益見通しについては従来予想を据え置いた。 ■GMO <9449> 3,769円 (-98円、-2.5%) GMOインターネットグループ <9449> [東証P]が続落。22日、FX自動売買専用VPS(仮想専用サーバー)サービス「お名前.comデスクトップクラウド」について、顧客から取引口座で第三者による不正操作が行われたとの報告を受けたと発表しており、嫌気した売りが出た。現在、セキュリティー専門会社とともに、侵入経路と影響範囲の調査を進めている。同社は21日に第三者による不正アクセスを受けたと開示していたものの、閲覧された情報が悪用された事実は確認されていないと説明していた。 ■日本紙 <3863> 1,280円 (-15円、-1.2%) 日本製紙 <3863> [東証P]が反落。旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)が22日付で関東財務局に提出した変更報告書で、日本紙株の保有割合(共同保有分を含む)が9.78%から10.87%へ増加したことが判明した。報告義務発生日は10月15日。これが材料視され、朝方高く始まったものの、その後は売りに押された。 ※23日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋 株探ニュース